ミドル級:ゴロフキンの復帰は、楽しみ





 

ゴロフキンが見事復帰しました。
4ラウンドKO勝ちです。
まあ、格下で当たり前の結果でしたが、今後が楽しみですね。

※本サイトはDAZNを一切推奨しないことにしました。SNSで見ましょうね。

 

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<↓復帰戦前の記事>

元統一世界ミドル級チャンピオンの、ゲンナディ(ゲンナジーという場合もある)・ゴロフキンが、アルバレスに負けて以来の復帰戦をやりますね。2019年6月8日(土)ですから、明日です(日本時間は6月9日)。

スティーブ・ロールズという格下選手(IBFの9位)ですから、圧勝でしょう。消化試合ですね。

 

ノンタイトル(契約体重(ミドル級より4ポンド重い)12ラウンド)ですから、見る方も気楽で、注目度も低いですが、ノンタイトルでもパッキャオ級の選手ということで、とりあえず見たい、というのが、ボクシングファンの気持ちでしょう。

 

ゴロフキンは、DAZNと契約したため(3年6試合)、この試合は、DAZNで放送されます。

 

 

 

 

ニックネームのGGGは、名前の頭文字をとったものらしいですね。

Gennady Gennadyvich Golovkinという本名らしいです。

 

それはそうと、ゴロフキンはやっぱり強いですね。

復帰戦も軽くKOで倒す、と思います。



ゴロフキンは、アマチュアでは、アテネオリンピックの銀メダリストです。

世界選手権では、金メダルも獲得していますので、完全にトップアマといっていいでしょう。

アマでも敵なしの猛者ですね。

 

プロでは、もちろん、ご存知の、サウル・カネロ・アルバレス以外には負けていません。

アルバレスとの1敗だけです(アルバレスとは、2戦して、1引き分け、1敗)。

 

そして、世界戦までに、18戦も戦っていますね。

村田よりも戦っていますね(村田は12戦)。

そういう意味では、しっかり、プロの道を歩んできた選手でもあります。

 

ミドル級でチャンピオンになったのは、WBA暫定チャンピオンで、その後に正規王者に昇格となっています。

このときの相手は、ミルトン・ヌネスという選手で、よくわかりません。

世界チャンピオンになるまで、もしくは、世界チャンピオンになってからも、ノーマークの選手でしたね。

 

われわれ日本のボクシングファンが、ゴロフキンを知ることになったのは、4回目の防衛戦の

日本人ボクサーの淵上選手との試合ですね。

 

淵上選手は、体ががっしりした選手で、日本のミドル級では強い選手でした。

パンチがあるので、もしや、と思ってみていたのですが、3Rで、いともあっさりやられたのです。

 


淵上選手とのWBA世界ミドル級タイトルマッチ。ゴロフキンの4度目の防衛戦でした。
淵上選手が3Rであっさりと倒されてしまいました。

 

やはり、ミドル級、世界の壁は厚いな、と思いましたね。

このときは、世界の壁が厚いな、と思っただけで、ゴロフキンという選手がスーパーな選手とは思いませんでした。

 

その後、ゴロフキンは、2回防衛して、7回に防衛回数を伸ばして、また日本人ボクサーと対戦することになりました。

石田選手です。

石田選手は、WBA世界スーパーウェルター級暫定王座を獲得した、世界レベルの選手でした。

王座を1度防衛して、正規王座決定戦で負けて王座を失いました。

その後、ミドル級に階級をあげて、ジェームス・カークランドのかませ犬に抜擢されたのですが、大番狂わせを起こしました。

 


かませ犬だった石田選手が、大番狂わせ。石田選手が、一躍スターダムにのしあがることになりました。

 

1Rでカークランドをぶっ倒しました。すごいパンチでした。これで一躍、株を上げました。

その後、世界戦のチャンスがきて、WBO世界ミドル級タイトルマッチでディミトリー・ピログに挑戦していますね。

判定負け(3-0)でしたが、互角に打ち合いましたね。うまさにやられた試合でした。

十分ミドル級でも強い選手となっていました。

 


石田選手のWBOチャンピオンのピログへの挑戦。負けたものの、ミドル級でも世界レベルの選手となっています。

 

 

ゴロフキンは、石田選手を、もちろんあっさり、淵上選手と同じ、3Rで倒しています。

しかし、この試合はおもしろかったですね。石田選手が、得意のショートパンチを武器に突っ込んでいきました。

完全に玉砕の前半勝負にでました。

 


石田選手が、玉砕覚悟の前半勝負にでました。おもしろかったですね。
しかし、ゴロフキンはさすがです。あわてず、あっさり倒しました。

 

 

 

このころからですね。このゴロフキンという選手、強いな、と思いましたね。

やはり、防衛回数を7回も伸ばしてきたのは、もちろんですが、世界戦がすべてKOですからね。

 

ふたを開けたら、とんでもなく強いやつだった、という感じでした。

 

特に左フックがすごい威力だ、ということで、日本のボクシングファンの脳裏にその強さを刻むことになりました。

 

その後は、WBAを10回防衛で、スーパー王座に認定。世界戦はすべてKO勝ちです。

 

WBA・WBCの統一、IBFの統一を行って、完全にスーパーチャンピオンの地位をきづきました。

 


WBA・WBCチャンピオンのゴロフキンとIBFチャンピオンのレビットレミューとの試合は、すごかったですね。
ゴロフキンの圧勝。そこまでとは、と思いました。圧倒的でした。
これで、3団体統一。ミドル級、最強となっていますね。

 

しかも、世界戦は、王座統一まで、すべてKO勝利ですから、パウンドフォーパウンドの1位になることになりました。

すごい選手です。

 

アルバレスは、ゴロフキンに勝って、逆にミドル級最強の名をほしいままにしています。

しかし、アルバレスにも完全に負けた試合というわけでもなく、微妙な判定での負けですから、再戦もあるかもしれませんね。

でも、同じような試合になってしまうことは否めませんね。アルバレスとは同レベルにあることは間違いありません。

 

 


ゴロフキンVSアルバレスの1戦目。引き分けでした。
ディフェンシブなスタイルのアルバレスだっただけに、ゴロフキンが勝っていたのでは、という意見も多数あったと聞きます。


ゴロフキンVSアルバレスの2戦目。アルバレスの判定勝ち(2-0)。
1戦目とは、スタイルを完全に変えてきたアルバレスはさすがでした。接近戦で打ち合う場面も多く、打ち勝つ場面もあった。
しかし、微妙なラウンドも多く、明らかにアルバレスの勝ち、と言える試合でもなかった。

それよりも、日本のファンには、村田がいますし、他のチャンピオンのアンドレイド(WBOチャンピオン)とやってもおもしろいですね。

チャーロもミドルにきますので、その辺とやっていくだけでもおもしろいことは間違いありません。

 

ゴロフキンの復帰はいろいろな意味で、楽しみです。

 

ミドル級はまだまだおもしろいですね。

 



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