[勝敗予想投票]2019年8月31日(土) WBA/WBO/WBC世界ライト級タイトルマッチ(WBCタイトルは王座決定戦) ワシル・ロマチェンコ(WBA/WBOチャンピオン)VS ルーク・キャンベル






 

 

 

2019年8月31日(土)
WBA/WBO/WBC世界ライト級タイトルマッチ(WBCタイトルは王座決定戦)
ワシル・ロマチェンコ(WBA/WBOチャンピオン)VS ルーク・キャンベル
(WOWOWでテレビ放送があります。)

 

ロマチェンコの運動能力をアピールするような動画がありました。
おもしろいですね。
いわゆる運動神経抜群、ということでしょう。

 

試合何か月前というツイートで宣伝していますね。

キャンベルのKOシーンの動画。


<結果情報>

結果: ロマチェンコの明確な判定勝ち(3-0) 

 

 

順当な結果となりました。
しかし、キャンベルは、思った以上に健闘しましたね。

そもそも、キャンベルが、かなりの警戒をしているので、さすがのロマチェンコも攻め込めない、という感じでしたね。
たぶん、キャンベルもカウンターを合わせてくるでしょうから、安易に中に入るのは、やめよう、という感じでした。

ロマチェンコは、ウィービングなどディフェンスをしながら、様子見して、攻めどころを探すという感じで、キャンベルは、ジャブで詰めながら、カウンターを狙う、そんな感じですね。

それが、終盤の10ラウンドまで続きました。
正直、ロマチェンコはいつ攻めるの?と思いましたね。

ポイント負けするんじゃないの?、と思いましたが、ポイント計算はおてのもので、しっかり計算していたんでしょう。ジャブを時折当てて、しっかりラウンドのポイントはとっていっていたんですね。

11ラウンドに、疲れてきたキャンベルがつかまりかけて、ダウンをとられましたが、ロマチェンコも詰め切れず、というか、深追いせずですね。それでも勝てる、という計算でしょう。

結局、12ラウンドそのまま流して終了で、ロマチェンコの計算通りの結果となった、というわけですね。

いずれにしても、キャンベルは、ロマチェンコを追い詰めるような選手ではなかった、ということになりますね。悪く言えば、ロマチェンコが、軽く流しても勝ってしまった感じです。

ミスマッチの試合だったといってもいいかもしれませんね。

ただ、キャンベルは、パワー負けするかと思いましたが、パワーの点では、思った以上に互角に戦いましたね。そこは感心しました。プロでは、ライト級で戦ってきたので、かなりライト級の体になっているんでしょうね。なので、ロマチェンコに簡単に押されて負けるかもしれない、と思ったのですが、そこはなかったのは、想定外でした。

いずれにしても、ロマチェンコには、もっと強い相手をぶつけないとおもしろくないですね。

これでは、軽く流して勝ててしまうので、見る方も気が抜けてしまいます。

お互い倒してやろうという気合がない試合は、つまらないですからね。

 

次にIBFの統一戦で、テオフィモ・ロペスがでてくると面白いですね(ロペスがIBFタイトルをとるでしょう)。

ロペスなら、スピードでは、ロマチェンコといい勝負をするでしょうね。

これは楽しみになります。

 

 

 


<予想情報>

WBCのベルトは、キャンベルのものじゃありませんね。
王座決定戦になります。
なので、いっしょにかかえることになりますね。

ともにロンドン五輪の金メダリストなので、金メダリスト同士の対戦ですね。

 

ロマチェンコは、2回も金メダルをとっていますので、言わずと知れた、スーパーボクサーですね(北京五輪フェザー級とロンドン五輪ライト級で金メダル)。

 

一方、ルーク・キャンベルは、ロンドン五輪のバンタム級で金メダルをとっています。
日本人ボクサーの清水聡 選手がロンドン五輪のバンタム級で銅メダルをとりましたが、清水選手は、このルーク・キャンベルに負けているんですね。

そして、プロでは、ホルヘ・リナレスとタイトルマッチをやっているので、おなじみです。
2017年9月23日に、WBA世界ライト級タイトルマッチで、判定負けしています(2-1)。

 

ホルヘ・リナレス VS ルーク・キャンベルの動画。
もちろん、キャンベルは弱い選手ではないですね。
リナレスとは対等に戦えていますね。
そもそも、リナレスもフェザー級から上がってきた選手で、ライト級ではパワー不足で、アウトボクシングが主体になっていますから、そういう意味では、パワー差がなかったということだと思います。

 

 

そういう意味では、日本のファンになじみのある選手といえます。

ロマチェンコは、リナレスともやっていますので、相対比較もできますね。
相対比較はできないのが、ボクシングですが、あえて比較すれば、キャンベルが勝つのは考えられませんね。
リナレスは、ロマチェンコから初のダウンを奪っていますね。
判定までいけばわからない、というところまでもっていったのは、さすがでした。

 

しかし、アマチュアでの階級でも明らかなように、ロマチェンコはライト級で、キャンベルはバンタム級ですから、パワーの差が歴然ですね。テクニックは、あっても、パワー負けするのが当たり前、とみていいと思います。

 

なので、この試合もキャンベルが勝つのは、不可能といっていいでしょうね。

 

そもそもロマチェンコに勝てるような選手は、アマ経験なしで強打者のたたきあげのけんかや、みたいな選手でしょう。

ロマチェンコの唯一の黒星のデビュー2戦目で世界挑戦したオルランド・サリドには、判定負けしていますが、これは、サリドのラフファイトに巻き込まれた感じでしたが、こういう選手でしょうね。こういう選手で、かつサリドよりもパワーがあって、パンチがある、そんな選手しかロマチェンコには勝てないでしょう。きれいなボクシングをする選手では、すぐに見切られてしまうと思いますね。

 

なので、ロマチェンコが順当に勝つ試合にしか見えません。

 

ロマチェンコの前半のTKO勝ちが濃厚とみますね。

 

当面、ロマチェンコの相手になりそうなのは、マイキー・ガルシアぐらいでしょうか。

 

ガルシアは、ウェルター級にいって、スペンスに挑戦して負けましたが、潜在能力は高いですね。思ったよりもパワー負けしなかったのに、驚きましたね。むしろ、一発パンチのパワーでは、スペンスより上のような感じでした。そういう意味では、あのパンチ力は、ロマチェンコにも脅威になりそうです。

 

スーパーライト級の統一王者が誕生すれば、対戦したらおもしろいですね。

しかし、いまみているかぎりでは、相手になりそうにないですね。

 

やはりウェルター級にいって、パワー負けするかどうか、というところが見たいですね。

 

テクニックとスピードでは、ロマチェンコにかなう相手は、ライト級とライト級より下の階級にはいないでしょう。

 

 

 

ルーク・キャンベルの直近の試合は、2019年3月15日のノンタイトルの試合です。
エイドリアン・ヤングという選手に5ラウンドTKOで勝っています。

 

 

ロマチェンコの直近の試合は、2019年4月12日のアンソニー・クロラとの防衛戦ですね。
4ラウンドKO勝ちしています。

 

 

 

 

 

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