7大世界戦:DAY1 日本人選手大勝、堤が番狂わせでタイトル獲得


 

 

史上初の7大世界戦のDAY1が終了しました。

岩田が、決定戦でタイトル獲得、阿久井がなんとか防衛、拳四郎が2階級制覇と日本人が大勝しました。

みなテクニカルな部分でいい試合をしましたね。

 

しかし、メインの日本人対決の井上拓真VS堤の試合は、心揺さぶる試合となりました。

堤が、1ラウンドから打って出て、拓真が下がりながらの展開。

 

どこかで拓真のカウンターが決まりそうな雰囲気もあり、後半も拓真が出てきそうな雰囲気もありでしたが、

堤が、スタミナがありましたね。きつかったとは思いますが、12ラウンドフルに打ち続けましたね。

拓真が攻め時を逃した、という感じでしたね。一度できたペースを変えるのが難しいのがボクシング。

拓真が前半手を抜きすぎたための結果でしょう。

拓真が前半勝ちにきたら、あぶなかったでしょうね。

フィジカル、テクニカル含め実力的には、拓真の方が上に見えましたね。

手数で攻め入るすきを与えなかった。ファイティング原田の戦法ですね。

 

しかし、堤は、よく練習してきたのでしょう。

決して強いパンチを打ち込めたわけではありませんので、拓真に致命傷はないですが、判定勝ちできました。

試合後は、自身との試合でリング禍でなくなった穴口選手の名前を叫びながらチャンピオンベルトを頭上にかかげました。なんともドラマチックな最後に、心を打たれましたね。

拓真も素直に堤の頑張りに対し負けをみとめ、潔い、後味のよい試合となりました。

まさに日本のボクシングファン好みの試合でしたね。決してきれいな試合ではなく、泥臭い試合でしたが、ロッキーや昭和のハングリーボクシングをにおわせる試合でした。

順当に拓真が勝っていれば、いわゆる消化試合のつまらない試合になっていただろうと思うと、この番狂わせの試合は、興行にとって大成功となったかと思います。

久々に感動した試合となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなすごい選手が集合しましたね。

 

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