最近(2020年6月25日)発行された百田尚樹(ひゃくた なおき)氏の書籍です。


ボクシングの書籍って結構少ないので、あれ、最近こんなしっかりした本でたの、と思いましたので、即買いしました。
これを読んでヘビー級の歴史を理解しておくと、試合映像がぐっとおもしろくのめり込めますのでおすすめです。戦争ものの「永遠のゼロ」やアマチュアボクシングものの「BOX」といった映画化された小説でおなじみの百田氏ですが、かなりのボクシング通と思いますね。「BOX」という小説は、映画は単純な話にまとめられてますが、小説の方は、アマチュアボクシングに関する知識もかなり詳しいかただなと感心して読みました。
日本のボクシング史のような本の「黄金のバンタムを破った男」も執筆しています。こちらも、日本ボクシングの歴史が、わかりやすく記載されていて、おすすめです。

タイトルがいいですね。「地上最強の男」ですからね。
格闘技ファンの永遠のテーマ、地上最強なのは誰?、をもってくるあたりはいいですね。
全盛期のタイソンだろう?違うんかい?という感じで読むと、奥の深さにうなります。

 

 

 

1971年3月8日
WBA/WBC世界ヘビー級タイトルマッチ
ジョー・フレジャー(チャンピオン)VSモハメド・アリ
結果:フレジャーの判定勝ち(3-0)
“世紀の一戦”といわれる名勝負。

 

1974年1月28日
NABF北米ヘビー級タイトルマッチ
モハメド・アリ(チャンピオン)VSジョー・フレジャー
結果:アリの判定勝ち(3-0)

 

1974年10月30日
WBA/WBC統一世界ヘビー級タイトルマッチ
ジョージ・フォアマン(チャンピオン)VSモハメド・アリ
結果:アリの8ラウンドKO勝ち
“キンシャサの奇跡”といわれる名勝負。
キンシャサは、コンゴ(旧ザイール)の首都で、ここで試合が行われた。