ボクシングファンであれば、ボクシングの歴史について調べたことが一度はあるでしょう。
過去にどんなすごい選手がいたのか、ということが発端になるかもしれません。
わたしもそういう感じで調べたことがあります。
詳細はかなりのボリュームになりますので、ここに簡単にまとめておきたいと思います。
日本のボクシング草創期について調べるとでてくるメジャーな人物としては、渡辺勇次郎、ピストン堀口、白井義男、がでてきます。
日本で最初のボクシングジムを作ったのが、渡辺勇次郎です。
これが、1921年です。戦前です。
「日本拳闘倶楽部(日倶といわれる)」という名称のボクシングジムです。
これが日本のボクシングの最初になりますね。
その後、このボクシングジムから有力な選手がでてきます。
その1人がピストン堀口です。
しかし、世界チャンピオンまではいきませんでした。
東洋チャンピオンまでです。
戦時中ということもあり、世界挑戦の機会もなかったようです。
しかし、実際には、白井義男のような世界レベルにあったかどうかわかりません。
白井義男は、アメリカ人の学者のカーン博士と偶然出会うことで、世界レベルになることができたので、それまでの日本のボクシングはレベルが低かった可能性があります。
これは、ファイティング原田について書いた本ですが、白井義男の話から始まっていてよくわかります。おすすめです。
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その後、日本初の世界チャンピオンの白井義男がでてきます。
ここが現代ボクシングの最初になります。
1952年5月19日に世界フライ級チャンピオンになりました。
現在のボクシングの日になっている5月19日は、ここからきています。
1952年5月19日、後楽園球場
ダド・マリノ(チャンピオン、アメリカ(ハワイ))VS白井義男
結果:白井の15ラウンド判定勝ち(当時は、現在の12ラウンドでなく15ラウンド)
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