生兵法は大怪我の基。ほーほほほ。


空手は、武道の1つですね。

 

武道とは、という議論をするとまた難しいですが、武士道、武芸、といった部分からきているものでしょう。
基本的には、護身術といっていいでしょう。
いまのように社会が発展していない世界では、自分で自分の身を守る、ことが必要なわけです。

 

自分で身を守るにも、先天的に強い人間はいいですが、弱い人間は負けてしまいますね。
基本的には、弱い人間が、強い人間に勝つための方法を教えるものになるわけです。

 

したがって、自分は弱い、と思っても、武道というものがあるので、これを学べば心配いらないわけです。

 

武道というと、10武道といわれ、10種類の武道があるといわれています。
柔道、剣道、柔剣(じゅうけん)道、相撲(すもう)道、合気道、空手道、弓(きゅう)道、少林寺拳法、居合(いあい)道、薙刀(なぎなた)道、ですね。


ちなみに、少林寺拳法は日本の比較的新しい武道で、中国の少林寺、とは関係ありません。また、テコンドウは、韓国の格闘技なので、日本の武道ではありません。
武道の聖地、日本武道館で行われる競技ということになります。

 

それぞれの武道が、かなり奥が深い競技であり、すべてをマスターするのは至難の業になります。

 

したがって、1つの武道をマスターすれば十分です。
1つの武道で十分身を守るような、ベースが作られるといっていいでしょう。

わたしは、柔道と空手(和道流空手)を経験しています。

 

柔道は、日本古来の柔術から発展した武道で、空手のように流派はありません。
創始者の加納治五郎の柔道、講道館柔道が基本で、世界中で柔道といえば、これしかありません。

 

柔道の最強選手、といえば、山下泰裕ですね。ご存じ金メダリスト。無差別級の絶対王者、というイメージですね。

 

一方、空手は、流派が乱立していて、わけがわからない、という状態になっています。空手をやっている、と言っても、そのとらえ方は、ひとによってまちまちです。困りますね。説明してもよくからないので、説明もしたくありません。なので、マイナー競技の道を歩んでいるわけです。

しかも空手の歴史を知らないで、町道場の空手を習っている人は、自分が習っている流派も知らない有様です。流派はなんですか?と聞いても回答がこないことがあるので、あきれます。空手の一言では、通じない世界になっているのです。

これは、なにかといえば、流派というものを、どんどん作ってしまったからで、もともとは、1つなんですね。

 

空手の源流は、中国拳法で、それが沖縄にわたり、日本古来の武道として発展しました。
刀狩という武器をもってはいけない、という時代があり、その時代に発展したといわれています。

 

したがって、沖縄の空手が源流で、この沖縄空手を学んだ人たちが、本土にわたり、4つの大きな流派が作られました。
それが、剛柔(ごうじゅう)流、松濤館(しょうとうかん)流、和道(わどう)流、糸東(しとう)流の4大流派といわれるものです。

 

基本的には、空手道といえば、この4大流派のことを指すといっていいでしょう。
世界の空手の競技人口もほとんどをしめている空手となっています。

この4大流派をまとめて、現在、国体などの協議を運営しているのが、全日本空手道連盟ということになります。

 

2020年の開催予定だった東京オリンピックでは、この全日本空手道連盟が主導している空手が協議として実施されることになっていましたが、新型コロナウイルスの影響で、オリンピックが延期となっていますので、どうなるかわからない状況になっています。

 

上記の4大流派が、空手の元祖であるわけですが、その後に隆盛を極めたのが、フルコンタクト空手というものです。

この4大流派は、競技化のために、いわゆる”寸止め”という、当てないで止める、という競技の方法を採用しました。
安全性は確保されるものの、これでは本当に強いかわからない、という考えをもつ人たちが、フルコンタクト空手というものをはじめました。

 

フルコンタクト空手は、その名のとおり、実際に当てるわけです。しかし、さすがに素手で顔面をなぐるのは危険ですから、そこだけ禁止となっています(もちろん、金的などの急所も禁止です)。蹴りでの顔面への攻撃は禁止ではありません。蹴りは、防御できるだろう、という理由でしょうが、実際には、蹴りの方が手よりも威力がありますから危険です。

フルコンタクト空手の代表的な流派は、だれもが知っている、極真空手(きょくしんからて)、です。
極真空手は、大山倍達(おおやまますたつ)、という人が創設した空手の流派です。
この大山倍達は、そもそも松濤館流空手を学んだ人です。
したがって、松濤館流空手から、極真空手ができた、といってもいいでしょう。

 

極真空手の創始者の大山倍達(おおやまますたつ)という人は、伝説的な人ですね。
世界中を旅してあらゆる格闘家を撃破したという逸話もあります。
「空手バカ一代」という漫画のもとになった人物です。
(漫画の主人公の名前は、飛鳥拳ですが、この主人公が大山倍達です。)
牛を一撃で倒したという逸話もあります。
御覧ください。

 

これを読むと、大山倍達の本当の姿が見えてきます。
おすすめです。

 

「空手バカ一代」の漫画、アニメ。
はまりましたね。
おもしろいです。
極真空手が、世界最強だろう、と思ってしまいます。

 

極真空手で有名な外国人のウィリー・ウィリアムス。
熊殺しとして有名ですが、果たして本当に熊と戦ったのか。
御覧ください。

 

おいらの中年世代の極真空手のヒーローといえば、松井章圭ですね。
決して大きくはない体格で、バッタバッタと大きい選手を倒しましたね。
小柄な選手のお手本ですね。

 

 

 

 

 

この極真空手を学んだ人たちが、さらに自分の流派を作るということが行われてきました。
こうやって、寸止め空手の流派からフルコンタクト空手の流派ができ、さらにフルコンタクト空手の流派がどんどん作られるということが起きてしまったわけです。

この動きには、経済的な理由、お金を稼ぐためという理由もあるので、どうにもならない動きとなってしまったようです。

 

こうして、空手というものが、武道なのか、なんなのか、よくわからない状況となってしまったわけです。

 

しかし、空手は、日本古来の武道であり、4大流派が基本であるといっていいでしょう。
沖縄空手が、源流ですが、沖縄空手は、古武術のような扱いになるので、4大流派が基本と思っていいでしょう。

柔道の源流は、柔術ですが、空手の源流は、沖縄空手(唐手(中国の唐という字を使ったからて)ともいわれる)、ということになりますね。

 

この4大流派の創設者は、武道の本質というものを追求した人たちですが、全日本空手道連盟という組織が4大流派を統一化したので、よくわからない形にまとめられているので、本質的にいいものなのかわからない状態になっています。

この辺も、空手を混とんとさせた理由になるでしょう。

 

下の動画には、空手の創設者たちの説明がありますので、おもしろいです。
空手というものは、本来、すごいものだと思いますね。

 

オリンピックの競技種目となったのを機会に勉強してみるのもいいですね。

 

 

いわずと知れた、金メダリストでミドル級世界チャンピオンの村田選手と松濤館流空手の中先生とのコラボの動画。
空手の型には、ものすごいエッセンスがあるんですね。
すべての答えが型にあるといってもいいでしょう。
囲碁の定石や将棋の定跡と同じで、深い意味がありますね。

 

 

ボクシングは、類まれな身体能力と感性でのぼりつめる競技ですね。弱肉強食の世界です。
空手は、万人が強くなれる方法を教えてくれます。
村田選手も、空手のエッセンスを吸収するともう一段上のレベルのボクサーになるかもしれませんね。
まあ、ふつうに考えて村田選手より強い日本人はいないわけですが、村田選手が、世界のどこまでたどりつけるか楽しみですね。

 

 

空手家のトップ20を紹介した動画。このランキングが正しいかどうかは別として、達人ばかりです。