[勝敗予想投票]2019年8月31日(土) WBA/WBO/WBC世界ライト級タイトルマッチ(WBCタイトルは王座決定戦) ワシル・ロマチェンコ(WBA/WBOチャンピオン)VS ルーク・キャンベル
2019年8月31日(土)
WBA/WBO/WBC世界ライト級タイトルマッチ(WBCタイトルは王座決定戦)
ワシル・ロマチェンコ(WBA/WBOチャンピオン)VS ルーク・キャンベル
(WOWOWでテレビ放送があります。)
ロマチェンコの運動能力をアピールするような動画がありました。
おもしろいですね。
いわゆる運動神経抜群、ということでしょう。
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Loma’s training is just different (via @VasylLomachenko)#LomaCampbell https://t.co/h528zYepWj pic.twitter.com/q8oWESHBRu
— ESPN (@espn) August 30, 2019
試合何か月前というツイートで宣伝していますね。
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month to go… @VasylLomachenko vs @luke11campbell #LomaCampbell pic.twitter.com/SzalGOc2aj
— Matchroom Boxing (@MatchroomBoxing) July 31, 2019
キャンベルのKOシーンの動画。
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@luke11campbell #TeamCoolhand #LomaCampbell pic.twitter.com/Un0QYRWHIc
— Matchroom Boxing (@MatchroomBoxing) August 16, 2019
<結果情報>
結果: ロマチェンコの明確な判定勝ち(3-0)
順当な結果となりました。
しかし、キャンベルは、思った以上に健闘しましたね。
そもそも、キャンベルが、かなりの警戒をしているので、さすがのロマチェンコも攻め込めない、という感じでしたね。
たぶん、キャンベルもカウンターを合わせてくるでしょうから、安易に中に入るのは、やめよう、という感じでした。
ロマチェンコは、ウィービングなどディフェンスをしながら、様子見して、攻めどころを探すという感じで、キャンベルは、ジャブで詰めながら、カウンターを狙う、そんな感じですね。
それが、終盤の10ラウンドまで続きました。
正直、ロマチェンコはいつ攻めるの?と思いましたね。
ポイント負けするんじゃないの?、と思いましたが、ポイント計算はおてのもので、しっかり計算していたんでしょう。ジャブを時折当てて、しっかりラウンドのポイントはとっていっていたんですね。
11ラウンドに、疲れてきたキャンベルがつかまりかけて、ダウンをとられましたが、ロマチェンコも詰め切れず、というか、深追いせずですね。それでも勝てる、という計算でしょう。
結局、12ラウンドそのまま流して終了で、ロマチェンコの計算通りの結果となった、というわけですね。
いずれにしても、キャンベルは、ロマチェンコを追い詰めるような選手ではなかった、ということになりますね。悪く言えば、ロマチェンコが、軽く流しても勝ってしまった感じです。
ミスマッチの試合だったといってもいいかもしれませんね。
ただ、キャンベルは、パワー負けするかと思いましたが、パワーの点では、思った以上に互角に戦いましたね。そこは感心しました。プロでは、ライト級で戦ってきたので、かなりライト級の体になっているんでしょうね。なので、ロマチェンコに簡単に押されて負けるかもしれない、と思ったのですが、そこはなかったのは、想定外でした。
いずれにしても、ロマチェンコには、もっと強い相手をぶつけないとおもしろくないですね。
これでは、軽く流して勝ててしまうので、見る方も気が抜けてしまいます。
お互い倒してやろうという気合がない試合は、つまらないですからね。
次にIBFの統一戦で、テオフィモ・ロペスがでてくると面白いですね(ロペスがIBFタイトルをとるでしょう)。
ロペスなら、スピードでは、ロマチェンコといい勝負をするでしょうね。
これは楽しみになります。
<予想情報>
WBCのベルトは、キャンベルのものじゃありませんね。
王座決定戦になります。
なので、いっしょにかかえることになりますね。
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“Why is he holding the belt?” @VasylLomachenko tries to take the belt for real this Saturday on ESPN+ #LomaCampbell (via @trboxing) pic.twitter.com/ec5AFXL0xY
— ESPN (@espn) August 29, 2019
ともにロンドン五輪の金メダリストなので、金メダリスト同士の対戦ですね。
ロマチェンコは、2回も金メダルをとっていますので、言わずと知れた、スーパーボクサーですね(北京五輪フェザー級とロンドン五輪ライト級で金メダル)。
一方、ルーク・キャンベルは、ロンドン五輪のバンタム級で金メダルをとっています。
日本人ボクサーの清水聡 選手がロンドン五輪のバンタム級で銅メダルをとりましたが、清水選手は、このルーク・キャンベルに負けているんですね。
そして、プロでは、ホルヘ・リナレスとタイトルマッチをやっているので、おなじみです。
2017年9月23日に、WBA世界ライト級タイトルマッチで、判定負けしています(2-1)。
ホルヘ・リナレス VS ルーク・キャンベルの動画。
もちろん、キャンベルは弱い選手ではないですね。
リナレスとは対等に戦えていますね。
そもそも、リナレスもフェザー級から上がってきた選手で、ライト級ではパワー不足で、アウトボクシングが主体になっていますから、そういう意味では、パワー差がなかったということだと思います。
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そういう意味では、日本のファンになじみのある選手といえます。
ロマチェンコは、リナレスともやっていますので、相対比較もできますね。
相対比較はできないのが、ボクシングですが、あえて比較すれば、キャンベルが勝つのは考えられませんね。
リナレスは、ロマチェンコから初のダウンを奪っていますね。
判定までいけばわからない、というところまでもっていったのは、さすがでした。
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しかし、アマチュアでの階級でも明らかなように、ロマチェンコはライト級で、キャンベルはバンタム級ですから、パワーの差が歴然ですね。テクニックは、あっても、パワー負けするのが当たり前、とみていいと思います。
なので、この試合もキャンベルが勝つのは、不可能といっていいでしょうね。
そもそもロマチェンコに勝てるような選手は、アマ経験なしで強打者のたたきあげのけんかや、みたいな選手でしょう。
ロマチェンコの唯一の黒星のデビュー2戦目で世界挑戦したオルランド・サリドには、判定負けしていますが、これは、サリドのラフファイトに巻き込まれた感じでしたが、こういう選手でしょうね。こういう選手で、かつサリドよりもパワーがあって、パンチがある、そんな選手しかロマチェンコには勝てないでしょう。きれいなボクシングをする選手では、すぐに見切られてしまうと思いますね。
なので、ロマチェンコが順当に勝つ試合にしか見えません。
ロマチェンコの前半のTKO勝ちが濃厚とみますね。
当面、ロマチェンコの相手になりそうなのは、マイキー・ガルシアぐらいでしょうか。
ガルシアは、ウェルター級にいって、スペンスに挑戦して負けましたが、潜在能力は高いですね。思ったよりもパワー負けしなかったのに、驚きましたね。むしろ、一発パンチのパワーでは、スペンスより上のような感じでした。そういう意味では、あのパンチ力は、ロマチェンコにも脅威になりそうです。
スーパーライト級の統一王者が誕生すれば、対戦したらおもしろいですね。
しかし、いまみているかぎりでは、相手になりそうにないですね。
やはりウェルター級にいって、パワー負けするかどうか、というところが見たいですね。
テクニックとスピードでは、ロマチェンコにかなう相手は、ライト級とライト級より下の階級にはいないでしょう。
ルーク・キャンベルの直近の試合は、2019年3月15日のノンタイトルの試合です。
エイドリアン・ヤングという選手に5ラウンドTKOで勝っています。
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ロマチェンコの直近の試合は、2019年4月12日のアンソニー・クロラとの防衛戦ですね。
4ラウンドKO勝ちしています。
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