Ring誌に、袴田事件が掲載


 

 



 

東日本ボクシング協会では、袴田氏を支援しています。

 

人種差別から冤罪となったアメリカのボクサーのルービン・カーターを題材にした映画の ”ザ・ハリケーン”。
リング誌では、袴田氏は、アジアのルービン・カーターということで紹介されているようです。
こちらは、人種差別という根深い社会問題もありますが、冤罪という部分では共通していますね。考えさせられる映画となっています。

 

 

東日本ボクシング協会のツイートで、リング誌に袴田事件が掲載された、という情報をみましたので、取り上げておきたいと思います。

リング誌に掲載されることで、世界のボクシングファンが、認知できる情報となり、よかったと思います。

 

袴田事件(はかまたじけん)、といえば、ボクシングファンであれば、一度は聞いたことがある事件ですね。

わたしも、ボクシングの日(5月19日)の後楽園ホールのイベントにいったときに、募金したことがあります。

テレビでも、取り上げられたので、あまりにもひどい冤罪ということで理解しています。

 

静岡県の味噌の製造販売会社経営の一家を殺人して、放火したという事件です。


 

その内容は、明らかに、警察が証拠を捏造した事件といえるでしょう。

味噌樽から袴田氏のシャツがでてきた、という証拠は、とんだバカな捏造をしたものだと思います。あきれるしかありません。

 

そして、この裁判を行った裁判官は、いわゆる自分のプロ魂をつらぬけなったことで、明らかに無罪の袴田氏を、有罪にしてしまったことで、後悔の念に悩まされる人生を送っているということを聞いたことがあります。

 

警察や検察が、事件を早く落着させたい、というプロ意識の真逆を進んでしまったために、おきた冤罪といっていいですね。

 

そして、これは社会としては、逆に大問題なんですね。

 

これは、真の凶悪殺人犯が、つかまらないで、そのへんをうろうろしていたということです。

もしかすると、この殺人犯が、別の事件を起こしているかもしれません。

 

冤罪を起こした場合、警察や検察の責任は、はかりしれない罪を起こしたことになるわけです。

そういう意識があるのか、そういうものを問うべき社会問題ですね。

 

もちろん、袴田氏の人生の問題も大きいですね。

ボクシング界としては、ボクシングに人生をささげている選手が、夢をたたれ、人生をたたれ、ひどい扱いを受けた選手を救うべく活動をしていますね。

 

応援していくべきですし、冤罪という社会問題を考える機会にしてもいいと思いますね。

 


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