スーパーバンタム級: フルトンが、フィゲロアに判定勝ちで統一王者


 

本日(2021年11月28日(日)、日本時間)、スーパーバンタム級の統一戦がありました。

WBA/WBC王者のフィゲロアとWBO王者のフルトンの統一戦でした。

 

WBA王座の方は、レギュラー王座で、スーパー王座が存在するため、統一戦の際は、はく奪されますので、WBAの王座は、かけられない試合となっています。

従いまして、WBCとWBOの王座統一戦となりました。


結果は、フルトンの判定勝ち、となりました。

試合後は、フィゲロアが、自分が勝っていたとアピールして、一時もめましたね。

 



フィゲロアは、試合後、”Robbery of the Year!”といったそうです。Robberyというのは、略奪とか強盗という意味のようです。”今年最高の略奪試合”といったところでしょうか。確かにジャッジのチェックは必要かもですね。今回の興行の判定は、ちょいとおかしい気はします。

 

 

確かに、フィゲロアが押しているように見えた試合でしたので、わたしもフィゲロアの判定勝ちと思っていましたが、2-0でフルトンの勝ちとなりました。

 

今日のPBCの前座試合も、判定ばかりでしたが、ちょっとどうなの、という判定もありましたね。

どうも見た目がよい選手が勝ちになる傾向があったようです。

 

この試合も、フィゲロアは、いつもの押し込んでクリンチ際に打ち込むという乱戦に持ち込む戦略で望み、そのとおりの展開となりました。フルトンは、自分の戦い方がほとんどできず、終了となりました。

ふつうにみれば、フィゲロアの勝ちのように思えますが、フィゲロアの押し込むパンチを取らなければ、こういう結果にもなりえますね。

しかし、退屈な試合になったことは、間違いありません。せめてダウンでもあればよかったのですが、このままもみ合いで終了ですから、ひどい試合の1つでしょう。

戦略的には、フルトンはなにもできなかったので、これで勝ちというのもどうなのか、という気がします。

強い統一王者とはいえませんね。

 

これで、井上尚弥に勝てる、なんてことはありえない話でしょう。

おそらく、相手にならないレベルと思いますね。

 

井上尚弥が、スーパーバンタムに上がるのが楽しみですね。

 

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