[勝敗予想投票] 2019年4月13日(土)WBA/WBO世界ライト級タイトルマッチ ワシル・ロマチェンコ(WBA/WBOチャンピオン)VS アンソニー・クロラ



 

2019年4月13日(土)
WBA/WBO世界ライト級タイトルマッチ
ワシル・ロマチェンコ(WBA/WBOチャンピオン)VS アンソニー・クロラ
(WOWOWで生中継を見ることができます。)

 

結果:ロマチェンコの前半(4R)のTKO勝ち

ロマチェンコの圧勝でした。ここまで一方的な勝ち方をするとは思いませんでしたね。
1Rは、お互い様子見をしていましたが、ロマチェンコの方が少し手を出しながらでしたが、クロラは全く手をださないでみている展開でした。さすがに、2Rはクロラも出てくるだろう、と思いましたが、2Rもでてこず、似た展開。クロラは、完全に後半勝負で、前半はディフェンスのみでしのぎ、ロマチェンコが疲れたところをでてくるんだろう、と誰もが想像していたと思いますが、3Rもでてこず、ロマチェンコがギアを上げだしました。防戦一方になったところを、クロラは、スタンディングダウンをとられました。4Rに、テンプルに右フックをくらい、前のめりに倒れて、カウント3でストップ。

 

↓ リングの周囲のカメラマン視点の画像もあるTopRankの動画。迫力があります。

 


最後は強烈なダウンで4Rで終わり。コツンと右フックを小突いた感じだが、頭が割れるような衝撃だったんじゃないだろうか。


3Rには、スタンディングダウンをとったが、終わりと思ってアピール。
こういう形で終わることは多いので、わたしも終わりと思ったが、クロラが、あまりにもなにもしていないので、これで止めるのはかわいそうだな、と思ったら、ダウン。レフリーもそう思ったのかも。しかし、結果論で言えば、ここで終わりの方が、ダメージが少なくて済んだ。

1Rを見る、というのは、よくやられることですが、1Rの前半1分程度にした方がいいですね。1R全部をみると、それでペースができてしまう可能性があります。この試合も、1Rでペースができてしまって、クロラは、2Rでそのペースを変えなければならなかったのが、変えられなかったため、そのまま終わってしまったんだろう、と思います。相手がロマチェンコですから、ペースを変えるのは、ものすごく難しいことでしょう。クロラは、ジャブさえ出せずに終わった、という状態ですね。まったく、なにもできずに終わった、というボクサーとしては、最悪に近い負け方ですね。この試合のために、3か月ほどかけて調整するわけですから、その時間がまったく意味がないものとなりました。負けただけならまだしも、なにもできずに負けたのと、一矢報いて負けたのでは意味が全然違うでしょう。この負け方は最悪ですね。見てる方としては、ジャブぐらいだせよ、というところなんですね。まあ、それだけ、ロマチェンコがすごい、ということになります。

 

 

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アンソニー・クロラは、日本でおなじみのホルヘ・リナレスとやって負けていますね。

リナレスは、ロマチェンコに負けています。

ふつうに考えれば、クロラがロマチェンコに勝てるはずはないわけですが、ボクシングは、そういう関係が成り立たないことが多いので、そうなるとはかぎりませんが、さすがにロマチェンコには、かなわなそうですね。

しかし、元WBAのライト級チャンピオンですので、実力はあります。

ロマチェンコも統一戦を望んでいましたが、マッチメークがうまくいかず、クロラとなったようですので、クロラとしては、やらない手はないわけですね。2つもタイトルがかかっているんですから、狙ってくるでしょう。その辺がおもしろいところです。やる前から負けてるような相手は、おもしろくありませんからね。

 

ロマチェンコの前回の試合(ホセ・ペドラサ戦)の勝敗予想のページは、こちら

 

リナレスは、ライト級ではパワー不足の感がありますが、そのとおり、ほとんどアウトボクシングで勝っていますね。そういう意味では、クロラの方がパワーはあるかもしれません。リナレス戦をみても、クロラの方がパワーがあり、リナレスは終始アウトボクシングです。ロマチェンコにとっては、楽な相手とは言えませんね。ロマチェンコは、リナレスと互角な打ち合いでしたので、もしかするとパワー負けするかもしれません。しかし、スピードでは、リナレスと互角以上の戦いをしたロマチェンコですから、スピードで圧倒しそうですね。そういう予想になりますね。

 

↓スーパーフェザー級でのロマチェンコの試合。ローマン・マルチネス戦。相手にならず。

↓スーパーフェザー級でのロマチェンコの試合。ミゲル・マリアガ戦。これもまったく相手にならず。

↓ロマチェンコのトレーニング風景

 

 



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